なぜ、今USCPAなのか?~グローバル時代の新しい選択肢~
前回の記事では、USCPA(U.S. Certified Public Accountant:米国公認会計士)とは何かについて紹介しました。
今回は、「なぜUSCPAなのか?」という観点から、資格としての価値と時代背景を掘り下げます。
この記事を読み終える頃には、「USCPAを取ってみたい!」と思えるはずです。
🌍 日本企業でも「英語×会計」のニーズが急増
近年、グローバル展開を進める日本企業や外資系企業の増加により、「英語で会計を扱える人材」の需要が急速に高まっています。
日本は少子高齢化により今後国内市場の縮小が避けられません。そのため、多くの企業が海外事業へのシフトを加速させています。
海外子会社とのレポーティングやIFRS対応・内部統制強化など、国内にいながらも国際基準での会計理解が求められるケースが増えています。
🌍 USCPAが注目される3つの背景
✅ 1. 会計・監査の国際基準化が進んでいる
グローバル企業の多くは、米国基準(USGAAP)や国際会計基準(IFRS)を採用しています。USCPAで学ぶ内容はこれらの基準と整合性が高く、「国際ビジネス言語」としての会計スキルを体系的に身につけることができます。
日本企業の海外上場や子会社設立の増加により、「日本基準だけでは通用しない」時代に突入しています。
✅ 2. 国際通用性がキャリアの幅を広げる
USCPAは、英語で会計を理解・説明できる力を公式に証明できる資格です。単なる「資格」ではなく、英語×会計×ビジネスのスキルパスポートとして機能します。
- 外資系企業の経理・財務部門
- Big4監査法人・アドバイザリー・コンサル
- M&A・FAS業界
- 商社やグローバルメーカーの経理部門
実際にUSCPAを取得して監査法人や商社、FASなどに転職している方も多く、業界を超えて評価される資格であることを実感します。
✅ 3. 社会人でも挑戦しやすい「科目合格制」
USCPA試験は4科目構成で、1科目ずつ段階的に合格可能です。(※1科目合格から30ヶ月以内に全科目合格が必要)
仕事を続けながら計画的に受験でき、日本の公認会計士試験に比べて現実的に挑戦しやすいのが魅力です。
近年はオンライン受験にも対応し、日本国内で受験・ライセンス取得まで完結することも可能になっています。
🌍 グローバルキャリアの「新しい当たり前」に
✅ USCPAが評価される職種の拡大
監査・経理だけでなく、近年では経営企画・内部監査・リスクマネジメント・ESG報告などでもUSCPAが求められています。
特にESG報告は欧州を中心に基準整備が進んでおり、日本企業もその流れに追随しています。私の所属する監査法人でも、ESG対応を見据えてUSCPAを取得する人が増えています。
✅ キャリアのリスク分散にもなる
不確実な時代において、資格は“保険”ではなく“選択肢”です。USCPAを持つことで、海外勤務・転職・独立など、多様なキャリア設計が可能になります。
🌍 まとめ:USCPAは「世界で働くための実践資格」
USCPAは単なる資格ではなく、英語でビジネスと会計をつなぐ実務スキルの証明です。
もちろん、実務経験を積むことは必要ですが、USCPA保有者というだけで国際ビジネスの現場で信頼される存在になります。
💡 こんな人におすすめ
- 会計を武器に海外企業と対等に働きたい
- 日本企業のグローバル展開を支えたい
- 将来のキャリア選択肢を広げたい
USCPAは、グローバルキャリア時代の新しいスタンダードとなるでしょう。
🔜 次回予告
次回は、そもそも社会人で取得して監査法人など転職できるのかについて書いていきます。


