USCPAとして本当に働けるの?社会人・未経験からの現実とキャリアの可能性
こんにちは。前回は「なぜ今USCPAなのか?」というテーマで、資格としての価値や時代背景を解説しました。
今回は一歩踏み込み、「USCPAを取って実際にどこで働けるのか」というリアルなテーマを扱います。
具体的な勉強方法云々よりも、「そもそも全科目合格しても働けるのかな?」、「今勉強中だけど、本当に意味あるのかな?」と長期間の勉強のなかで不安が出てくるケースもあり、気になるテーマの一つではないでしょうか。当時私も同じでした。
先日、アビタス主催のイベントに取得者として参加してきました。その際も、30代・未経験で挑戦を考えている方から「本当に転職できるの?30代でも需要あるの?」といった質問が多く聞かれました。皆さん、社会人経験を数年経て、次のキャリアを考えたときに20代後半~30代前半くらいで次のステップに進もうと考える方も多く、やはり気にされているようです。
この記事では、そんな疑問にお答えしながら、USCPA取得後の実際の働き方・キャリアの広がりを整理していきます。
🌍 USCPAはそもそも「働ける資格」か?結論:Yes、ただし戦略次第
USCPAは日本国内でも高く評価されていますが、資格を取っただけで自動的に転職が決まるわけではありません。
とはいえ、スキル×経験の掛け合わせ次第で、十分にキャリアチャンスがあります。
特に社会人・未経験からUSCPAを目指す場合、次の3つの観点で考えると現実的な道筋が見えます:
- どんな職種・業界で活かせるのか
- どの段階で転職・実務に踏み出すか
- 英語や実務経験がどの程度求められるか
💼 USCPA取得者が活躍する主なフィールド
✅ 監査法人・アドバイザリー(Big4など)
最も王道の進路です。特に「監査補助」や「アドバイザリー(M&A、内部統制など)」のポジションでは、未経験でもUSCPA学習中・合格済みが評価される傾向があります。
英語力はあれば有利ですが、入社後に実務を通じて身につけるケースも多いです。
✅ 外資系企業の経理・財務ポジション
USCPAは英文会計やUSGAAPレポーティングに強みを持つため、外資系企業の月次・年次決算や本社レポート業務に直結します。
※米国会計基準かどうかに問わず、英語で会計を扱うと言う点で汎用性が高いです。
「日商簿記+USCPA学習中」という組み合わせで採用に至る事例も多く、30代のキャリアチェンジにも現実的な選択肢です。
✅ 商社・メーカーの海外子会社管理
グローバル展開を進める日本企業では、海外子会社とのレポーティング・内部統制対応が重要です。
USCPAはまさに「本社×海外子会社の橋渡し」ができる人材として重宝されます。
✅ コンサルティング・FAS業界
M&A、PMI、IFRS導入支援など、会計知識を軸にしたプロジェクトベースの仕事も増加しています。
特にFAS(Financial Advisory Services)やBig4系のコンサルは、USCPA保持者が標準スペックになりつつあります。
📈 30代・未経験でもチャンスはある?
結論から言えば、30代未経験でもチャンスは十分あります。ただし、戦略が必要です。
例えば:
✅ まずは「監査補助」や「英文経理」など、関連ポジションで実務経験を積む
✅ 学習中でも「USCPA受験中」としてアピールする(採用担当はそこを見ています)
✅ 英語は“流暢さ”より“読解力と会計用語の理解”を優先する
実際に私がイベントで話した方の中にも、非会計職→USCPA学習→監査法人転職を果たした方が複数いました。
共通点は、「資格を取る前から動いていた」という点です。
🌍 実務経験をどう積むか?
USCPA取得者は、ライセンス申請時に一定の「会計実務経験(1~2年)」が求められます。
この経験は、監査法人、経理職、税理士法人などでの勤務で満たせます。
日本でも、アビタスやBeckerなどのスクールがライセンス申請サポートを行っており、働きながらの取得が現実的になっています。
💡 まとめ:USCPAは“実務へのパスポート”
USCPAは、「資格を取って終わり」ではなく、グローバルビジネスの現場で通用する実践資格です。
特に社会人から挑戦する方にとって、USCPAはキャリアの軸を再構築するチャンスになり得ます。
- 今の仕事を活かしながらキャリアアップしたい
- 会計・英語・国際ビジネスをつなげたい
- 30代からでも挑戦できる現実的な資格を探している
こうした方にとって、USCPAは間違いなく「グローバルキャリアの入り口」です。
🔜 次回予告
次回は、USCPA取得を目指す社会人が知っておくべき「勉強と仕事の両立戦略」について解説します。


